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2018-08-28

さくらももこさんが乳がんで亡くなった53歳という年齢

さくらももこさんが53歳の若さで乳がんで亡くなりました。

乳がんの治療は早期発見が鍵
人気漫画『ちびまるこちゃん』の作者・さくらももこさんが乳がんで亡くなりました。まだ53歳であり、その急逝を驚く声や惜しむ声が聞かれます。乳がんは三十代か罹患率が上がり、そのピークは四十代の後半です。年間、1万4000人以上の方が乳がんで亡くなっていますが、30~64歳の女性の死亡原因のトップになっています。乳がんの5年相対生存率はステージ1で99.9%、ステージ2で95.4%、ステージ3で80.3%と他のがんに比べて高い数値になっていますが、ステージ4になると一気に悪化して33.0%。早期発見がいかに大切かを物語っています。さくらさんの詳しい病状はわかりませんが、乳がんを発症しやすい年代が四十代後半であることを考えると、発見時に進行していれば、決して若いとはいえません。

乳がん検診の受診率は4割未満
乳がんは比較的、定期的な検診で発見しやすいがんだといわれます。それにもかかわらず30~64歳での受診率は4割未満に過ぎません。乳がんは食生活の欧米化などでどんどん増え、今や日本人女性の20人に1人が乳がんになる時代です。積極的に対処して早期発見・早期治療が可能かどうかは、自分自身の努力次第だといえるでしょう。

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