Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › がんゲノム医療、来年4月の保険適応を目指す 2018-08-08 がんゲノム医療、来年4月の保険適応を目指す 保険適応を目指しているがんゲノム医療の概要が、厚生労働省のコンソーシアム会議で了承されました。 遺伝子の変異に応じて最適な薬を選択 国を挙げて、がんゲノム医療を推進する中、大きな動きがありました。8月1日、医療機関や患者団体の代表による厚生労働省のコンソーシアム会議が開かれ、保険診療とする検査の概要が、大筋で了承されました。遺伝子検査によって患者に最適な薬を選択しますが、取得されたデータはげんゲノム情報管理センターで集約され、新たな研究に役立てられます。昨年、今年度中の保険適応の見込みという報道がありましたが、現状では来年4月の保険適応を目指しています。 00 関連記事 イエスカルタも、キムリアと同様、費用対効果による調整で薬価引き下げ 抗がん剤の休眠療法の是非 標準治療における「がん専門医」とは? 海外投資家が注目したがん先端治療 抗体薬物複合体「エンハーツ」が非小細胞肺がんの1次治療として第3相治験を開始 標準治療を受けた患者の割合は73% ハーセプチンのバイオシミラーの承認が続く