Home › がんと闘う › 【がん医療考現学】がんと周辺の話題を辛口に › 標準治療を受けた患者の割合は73% 2018-08-07 標準治療を受けた患者の割合は73% がん患者56万人を対象に調査したところ、標準治療を受けた患者の割合は73%でした。 胃がん、肝臓がん、大腸がん、乳がん、肺がんが対象 国立がん研究センターが、2014年に全国424病院でがんと診断された約56万人のデータを元に調査したところ、胃がん、肝臓がん、大腸がん、乳がん、肺がんに対して標準治療を受けた割合は73%であることがわかりました。他の病気との兼ね合いなど合理的な理由で標準治療を受けなかった患者を除くと、これら5種類のがんに対する9種類の標準治療のうち、6種類で90%を超える実施率になっています。 00 関連記事 余命ゼロから14年もがんと共存した「奇跡のシェフ」亡くなる 感染も、がんも定量的な定義はない 感染症だけでなくがんでも開発が進むmRNAワクチン ステージ4の大腸がんは、無症状なら原発巣を切除すべきでない 乳がんの原因となる遺伝子変異は、胃がんや食道がんのリスクも増加 オプジーボとヤーボイの併用が保険適応に がんゲノム医療、来年4月の保険適応を目指す