Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › 免疫チェックポイント阻害剤の効果に性差 2018-07-10 免疫チェックポイント阻害剤の効果に性差 オプジーボやヤーボイなどの免疫チェックポイント阻害剤は、女性よりも男性のほうが効果あるという研究結果が発表されました。 男性のほうが死亡率が低い PD-1やCTLA-4といったT細胞表面にある免疫チェックポイントに結合し、がん細胞がそこに結合することで、T細胞が免疫細胞として機能出来ないようにするのがオプジーボやヤーボイといった免疫チェックポイント阻害剤です。これらの薬の効果は性別によって差があることが、イタリアの研究グループによって明らかになりました。様々な進行がんの患者約1万人を対象にした免疫チェックポイント阻害剤4種類の臨床試験の結果を分析したところ、死亡率は男性のほうが低いことがわかりました。 00 関連記事 アルコールの摂取と大腸がんの発症には関連性があった がん細胞の自食作用でがん幹細胞を攻撃する研究 手術はどこまで待てるのか? 遺伝子治療とはどんなことをやるのか? 米国のがんによる死亡率は低下傾向 セカンドオピニオンのマッチングサイト これからのがん治療のキーワード1 免疫