手術ロボット「ダ・ヴィンチ」を導入する際のハードルが約3億円という価格です。今回、約1億円を値下げした廉価版がリリースされることになりました。
機能集約でダ・ヴィンチから約1億円値下げ
手術ロボット「ダ・ヴィンチ」は手作業より精密な作業が可能であり、少ない侵襲で体の深部まで入り込むことが可能です。従来の前立腺がんや腎臓がんに加えて、この4月からは肺がん、食道がん、胃がん、直腸がん、膀胱がんなど12のがんが保険適応となり、より多くの患者に使われることになりそうです。しかし、この優秀な道具の普及を阻んでいるのが、約3億円という価格。そこで、一部の機能を集約することで、1億円ほど値下げした廉価版「ダ・ヴィンチX」が、5月末から日本でも導入されることになりました。
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