Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › 米国の公的医療保険でがん遺伝子検査が利用可能に 2018-04-05 米国の公的医療保険でがん遺伝子検査が利用可能に がん治療の分野でゲノム医療が推進されています。米国ではがん遺伝子検査が公的保険で利用出来るようになりました。 民間の医療保険も追随する見込み 米国の医療保険は我が国とは制度が異なりますが、高齢者や障がい者向けにはメディケアという公的な医療保険があります。FDA(食品医薬品局)の承認を受けたがん遺伝子検査が、このメディケアでカバー出来るようになりました。米国では多くの方は民間の医療保険に加入していますが、メディケアでカバー出来るかどうかで、方針を決定しており、遠からず多くの民間の医療保険でもがん遺伝子検査が利用できるようになることが予想されます。我が国でも厚生労働省は今年度中に包括的ながん遺伝子検査を保険適応にする方針を発表しています。がん遺伝子検査はがん治療の標準になりつつあるのでしょう。 00 関連記事 iPS細胞で分子標的薬の効果を予測する手法が開発される がん患者の自殺を防ぐには? 陽子線のほうが従来の放射線よりも咽頭がん治療の副作用が少ない ネオアンチゲンを利用した新世代のがんワクチン HER2低発現の乳がんであっても、抗HER2抗体を使ったエンハーツは奏効 世田谷区ががん先進医療に対して利子補給 日立製作所のがん重粒子線治療装置が台湾の病院へ