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2018-03-06

高額と批判されたオプジーボ、2度目の値下げ

何かと薬価の高さが話題になったオプジーボが、再度の値下げを行うことになりました。

最初の薬価からは60%以上の値下げ
年間3500万円という高額な薬価が批判の対象になり、通常の改定時期を待たずして、半額にまで値下げされたオプジーボが、2度目の値下げを行うことになりました。今回は約24%の値下げが行われ、薬価は100mgで約28万円になりました。最初に保険適応となった時の約73万円からは60%を超える値下げ率です。

なぜ、オプジーボは高額になったのか
オプジーボははじめに悪性黒色腫の治療薬として保険適応になりました。薬価は開発コストに対してどれくらいの患者が見込めるかで決まります。悪性黒色腫は珍しいがんですから、当然、薬価は高くなります。ところが、オプジーボはその後、患者の多い非小細胞肺がんにも適応拡大されました。これによってオプジーボの使用は一気に増え、将来的に国の財政を圧迫する一因になるのではないかと懸念されたのです。

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