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2017-11-17

来季の契約を更新したプロ野球界のがんサバイバーたち

プロ野球は契約更改が行われていますが、そんな中、がんと闘うふたりの選手が、来季の契約を更新しました。

協約で決められた上限の減俸で契約更改
プロ野球は日本シリーズが終了し、選手たちは契約更改に入っています。そんな中、カープの赤松真人選手は協約で決められた上限の減俸で、そしてタイガースの横田慎太郎選手は支配下登録選手から育成選手に変更となって、それぞれ来季の契約を更新しました。赤松選手は抜群の身体能力を活かした守備、走塁でチームには欠かせない存在であり、横田選手もスケールの大きさを感じずにはいられない若手のホープですが、ともに今季の出場はなし。結果が出なければ、それが契約内容に反映されるのは致し方ないのですが、その理由は赤松選手が胃がん、横田選手が脳腫瘍でした。抗がん剤の副作用で体の感覚が戻らなかった
第一線で活躍する選手にとっては、体が資本。常にレベルを維持し、さらなる向上も求められます。そんな中、がんという病気は大きなハンデとなります。事実、赤松選手は無事ぬ手術を終えたものの、抗がん剤の副作用でなかなか体の感覚が戻らなかったとコメントしています。横田選手も今春のキャンプ中にチームを離れ、病気を公表して、練習を開始したのは、ペナントレースが終盤に入った頃でした。ふたりとも復帰が出来たとはいえ、プロ野球戦としての戦い、そしてがんサバイバーとしての闘いはまだまだこれからなのです。

赤松選手、横田選手とも体調は良好
幸い赤松選手、横田選手ともに現在の体調は良好。今後についても意欲溢れるコメントをしています。チームもそんなふたりの状態と意欲を感じて、来季に期待したに違いありません。プロスポーツは昔に比べて多様化しましたが、やはりプロ野球はNo.1の人気と注目度があります。そこでがんと闘い、再び選手として活躍する姿を見せることは、多くの方に勇気や希望を与えてくれるのではないでしょうか。

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