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2019-10-29

八千草薫さんの死因はがんの王様「膵臓がん」

九重親方、坂東三津五郎さんらに続いて、八千草薫さんも膵臓がんで亡くなりました。

膵臓がんの5年生存率は約5%
女優の八千草薫さんが10月24日に亡くなりました。死因の膵臓がんはがんの王様とさえいわれ、様々ながんの中で際立って生存率が低いことで知られています。ハ千草さんは88歳と高齢でしたが、九重親方(62歳)、坂東三津五郎さん(60歳)とまだ若く元気に仕事をしていた方も、膵臓がんで亡くなっています。因みに膵臓がんの5年生存率はおよそ5%と低く、発見時に手術が出来る確率も20%程度。そして、手術が出来ても再発の可能性が高く、5年生存率は40%以下になります。

自覚症状が乏しく、発見が遅れがち
膵臓は消化器のひとつですが、食道や胃、腸などのように口から摂取したものの通り道ではないため、何か不調があっても、自覚症状がなかなか出てきません。また、奥まった場所にあるため、画像診断などでの発見も困難です。従って、症状が出て診断された時には、既に進行している場合が多いのです。また、再発や転移を起こしやすいという特徴もあります。

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