健康に関心のある方なら、いろいろな栄養素が豊富なノニジュースのことはご存じでしょう。もちろん、がんを予防したい方、治療している方にもお勧めです。
がん闘病中のライターが記事でノニジュースを紹介
ノニという果実をご存知でしょうか。熱帯地方で収穫され、東南アジアや太平洋の島では薬用、あるいは健康のために食用にされます。我が国では果実を目にすることはあまりないのですが、ノニジュースとしていろいろな製品を入手することが出来ます。先日、がん闘病記をWEBメディアで執筆されているライターの方が、ノニジュースを飲みはじめたという記事を掲載したところ、読者からは予想以上に否定的な反響があったそうです。内容を確認してみたところ、飲みはじめて間もないこともあって、過剰に持ち上げるような部分は一切ありませんでした。
ノニジュースは140種類以上の栄養の宝庫
それにもかかわらず批判が多かったのは、ノニジュースが国内で流通するようになった経緯に問題があるような気がします。ノニジュースが国内で販売されるようになったのは1990年代ですが、会員制の販売、いわゆるネットワークビジネスで流通されていたのです。これによってノニジュースに有り難くないイメージがついてしまったことは否定出来ません。しかし、ノニ自体は140種類以上といわれる栄養素の宝庫です。原産地では古くから薬効が認められており、健康を考えて口にする食品としては、文句のつけようがありません。現在ではノニジュースは大手の百貨店などでも様々な製品が取り扱われています。製造法、産地などを確認して、しっかりした品質の製品を選びたいものです。
活性酸素を中和する成分、体温を上げる成分
ノニの有効成分を幾つか紹介しておきましょう。体内に発生する活性酸素は、細胞を錆びつかせ、老化や生活習慣病の原因となりますが、ノニはこの活性酸素を中和するイリトイドを23種類も含みます。イリトイドには細胞の損傷を修復する働きもあります。がんを予防したい方や治療している方には注目すべき成分といえるでしょう。また、同じように抗酸化作用のあるスコポレチンも豊富です。スコポレチンは血管を若返らせることでも知られており、血行を促して、体温を上げてくれます。体温を上げることは、免疫の活性化に直結し、がんの予防や治療と大きく関係してきます。
進行がんの完治を目指すなら、偏見に捕らわれてはいけない
我が国ではいまだに代替医療への偏見が多いようです。一般的なイメージや先入観で治療法や健康法のよしあしを判断してしまうことは多いのではないでしょうか。我が国は国民皆保険で誰もが平等に充実した医療を受けることが出来ます。しかし、進行がんにおいては標準治療では不十分であり、延命しか望めません。完治を目指すのであれば、様々な手段を探して吟味し、偏見に捕らわれることなく選んでいくしかありません。他の病気や怪我ならともかく、進行がんに関しては保険証を持って、病院にかかれば、黙っていても完治するための最適な治療が受けられるわけではないのです。
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