2016-09-21
乳がん闘病中の小林麻央さんの治療設計は?
乳がん闘病中の小林麻央さんが肺や骨への転移を告白しています。3か月前の夫・市川海老蔵さんの記者会見では1年8か月前に乳がんと診断され、抗がん剤で腫瘍が小さくなったら手術するということでしたが……。 肺や骨への転移は相当進行した状態
フリーアナウンサーの小林麻央さんが自身の乳がんについてブログで近況を伝えています。詳細な病状は不明ですが、9月20日には肺や骨への転移を明らかにしており、相当ステージが進行していると思われます。小林さんのがんが公表されたのは、6月9日に夫である歌舞伎俳優・市川海老蔵さんの記者会見でした。その際には1年8か月前に乳がんと診断され、抗がん剤で腫瘍を小さくしてから、手術を行うということでした。通常、乳がんにおいては早いステージであれば手術で腫瘍を取り、再発や転移に備えて、化学療法(抗がん剤やホルモン剤)を使います。1年8か月も手術をせずにいたことに対して、疑問を感じた医師や同じ乳がんの患者は多かったのではないでしょうか。記者会見から3か月を経ていますが、骨や肺にまで転移しているということは、当初の目論見通りには行かず、既に手術が出来ない状態である可能性が大です。
選択肢が多いと、かえって決断しづらい
がんとの闘いにおいては体力はもちろんのこと、自分に合った治療を探したり選んだりするための情報力、人脈、資金力があったほうが有利なのは事実です。夫婦ともに著名人であり、まして梨園の看板役者の妻ならば、そのあたりは通常の方よりも恵まれているはずです。様々な治療を検討した結果、現在に至っているのでしょう。ただ、選択肢が多ければ多いほど迷うのは事実ですし、関係者が多ければ、自分の思惑だけで動きづらくなるのは確かです。かつてがんで亡くなった有名俳優の場合、治療において一番発言権があったのは、後援会の有力者であり、本人もそれに従うしかなかったという理不尽な話があります。生きるため、そして予後をよりよく過ごすために、何をすべきか、主体的に考えることすら難しくなるのです。 がん治療はしっかり選んで、迅速に行う
がんは患者の数だけあります。何がベストの治療なのかは、
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