日本人に最も多い大腸がんは治り易いがん

大腸がんは肺がんに次いで亡くなる方が多いがんですが、実は治療の効果が出易く、5年生存率も高いがんです。

大腸がんは進行が緩やか
がんを部位別に見た場合、最も多いのは大腸がんです。かつては胃がんが最多でしたが、因果関係が明らかになったピロリ菌への対策が行われ減少傾向にあります。因みに最も亡くなる方が多いのは肺がん。そして、胃がんを抜いて2番目に多くなったのが大腸がんです。亡くなる方が増えたのは、患者が増えていることが背景にあります。とはいえ、大腸がん自体は緩やかに進行することが多く、標準治療が確立されているため、早期に発見出来れば治り易いがんだといえます。5年生存率においても7割を超えています。早期発見のためは定期的な検査を受けるべきで、ある程度の年代になったら、大腸内視鏡を検診のメニューに入れることをお勧めします。

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