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2025-09-26

ロンサーフ

ロンサーフは、大腸や胃など消化器のがんに使われる抗がん剤です。細胞が増殖する際には、DNAが複製され、その上に並んだ4種類の塩基の配列に従って、アミノ酸から蛋白質が合成されます。ロンサーフに含まれるFTDは、塩基のひとつであるチミンに似ているため、がん細胞がDNAを複製する際に間違って取り込まれることで、その後の細胞の増殖が抑制されたり、細胞死に誘導されたりします。

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