2025-04-14
石橋貴明さんが食道がんを公表

食道がんは、アルコールやタバコによる刺激が蓄積して発症し易いといわれています。
手術と放射線化学療法は生存率が変わらない
タレントの石橋貴明さんが食道がんの治療で休養することを公表しました。食道がんは、食道内側の粘膜に出来ます。初期にはあまり自覚症状がありませんが、進行すると食べ物を飲み込む際の違和感、咳や声のかすれ、体重の減少、胸や背中の痛みが出てきます。様々な原因がありますがアルコール度の高い酒、タバコなどで粘膜を刺激し続けると発症し易いといわれています。治療としては、初期であれば内視鏡による切除、進行した場合には手術、浸潤や転移のある場合には抗がん剤が中心になりますが、手術の場合、胸部を大きく切開するため、患者の負担が大きいのが難点です。近年では放射線と抗がん剤を併用する放射線化学療法が進歩し、手術と遜色のない生存率となっています。
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