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2024-07-16

国内発のCAR-Tが臨床試験へ

国立がん研究センターは、米国ペンシルバニア大学と共同でCAR-Tを開発してきました。

ATLなどの治療として期待

国立がん研究センターと米国ペンシルベニア大が共同で開発し、特許を出願したCCR4標的キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T)療法について、同センター発ベンチャーであるARC Therapiesが特許の実施を許諾されました。これは患者のT細胞の遺伝子を改変し、がん細胞への攻撃性を高めた上で培養し、患者に投与するという治療で、今後、臨床試験が行われる見込みです。進行した場合、効果的な治療が確立しされていないATLなど、T細胞のがんへの有効な治療となることが期待されています。

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