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2024-03-05

がん遺伝子パネル検査で治療が見つかるのは15%

標準治療を終えた患者は、遺伝子パネル検査で効果のありそうな分子標的薬を探します。

費用が原因で諦める患者は少なくない

標準治療を終えた患者は、遺伝子パネル検査でがんの性質を明らかにすることで、効果が期待出来る分子標的薬がないかを調べます。国立がん研究センターではこうしたがん遺伝子パネル検査を受けた患者4万8000人について調査を行ったところ、そのうちの15%に候補となる分子標的薬が見つかっていたことがわかりました。但し、候補が見つかっても、それが保険適応でない場合、治験に参加出来るなどの環境がない限り、費用は自己負担となります。がんの新薬は多くが高額なので、それが原因で治療を諦める患者は少なくないと思われます。そこは別の意味で対策が必要でしょう。

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