toggle
2024-03-01

食道がんの県民性は?

アルコールに弱いと、食道がんのリスクが高まります。

食道がんが多いのは、近畿、中部、中国地方

日本人には縄文系と弥生系がありますが、弥生系は縄文系よりアルコールに弱い傾向があります。アルコールは肝臓でアセトアルデヒドに分解されますが、さらにこのアセトアルデヒドを分解するのがALDH2という酵素です。縄文系に比べて、弥生系はALDH2の活性が低いことがわかっており、こうした方が過度の飲酒をすることで、食道が刺激され、食道がんのリスクが高まります。この酵素の活性が低い弥生系は、近畿、中部、中国地方に多く、食道がんに加え、大腸がんも多くなります。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事