2024-02-21
がんステージ4の森永卓郎さんらが受けている免疫治療とは?
ボクシングの竹原慎二さんや医師の高須克弥さんは、養子免疫療法を受けています。
自分の免疫細胞を体外で増殖させて戻す
昨年、膵臓がんステージ4であることを公表した森永卓郎さんは、その後の検査で原発不明がんであることがわかり、膵臓がんの標準治療は受けていません。免疫チェックポイント阻害剤のオプジーボの投与に加えて、自由診療で免疫治療を受けているそうです。森永さんによると自身の免疫細胞を採取して、体外で増殖させてから戻すということで、NK細胞やCTL、樹状細胞を利用した養子免疫療法を選択したのだと思われます。森永さんは、ボクシングの竹原慎二さんや衆議院議員の原口一博さんも受けたとコメントしていますが、その他には医師の高須克弥さんもこうした治療を受けています。養子免疫療法は未承認ですが、絶望的な状況からの劇的な奏効例があるのは事実です。ただ、様々な医師や医療機関が提供しており、それぞれ玉石混淆であることは否定出来ません。あくまでも自由診療ですからよく吟味して、信頼の置ける治療を選択することが重要です。
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