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2024-02-15

ロシア大統領ががんワクチンが間もなく実用化とコメント

がんワクチンの開発は各国で進められています。

mRNAで任意の抗体を作る

ロシアのウラディミル・プーチン大統領は、モスクワで行われたフォーラムで、がんワクチンが間もなく完成し、患者に提供出来る見込みであると述べました。どのような理論で、どんながんを対象にしているかは明らかにされませんでしたが、現在、各国の様々な企業や研究機関は、主にmRNAを利用したがんワクチンの開発を進めています。mRNAは蛋白質の設計図であり、体内に投与すると、アミノ酸を結合させて、蛋白質を作ります。こうして体内で抗体となる蛋白質を合成することで、免疫にがんの目印を指示して、攻撃するように誘導するのです。問題は、患者によって、がんによって異なる目印をどうやって特定するかですが、遺伝子の変異を分析する技術の進歩によって、患者ひとりひとりのがんの性質を特定出来るようになりつつあります。

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