2023-12-07
ビタミンDの投与でがんによる死亡リスクが減少
ビタミンDの血中濃度を一定以上で維持すると、がんを含めた様々な要因での死亡リスクが減少します。
サプリメントによる連日の服用
ビタミンDの大量投与でがんによる死亡率が低下したという報告がなされています。北京大学のグループは、2007年〜2018年の米国疾病予防センターによる国民健康栄養調査の結果から成人のがん患者2463件のデータを抽出し、2019年12月31日までの国民死亡記録と関連づけました。すると、ビタミンDをサプリメントによって連日服用し、血中のビタミンDの濃度が一定より高くなると、がんを含めた死亡リスクが有意に減少していることが明らかになったのです。因みに濃度の目安は、血清25(OH)D値75nmol/ががん患者の死亡率を減少させるための介入目標だとしています。
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