2023-11-06
大相撲先代高砂親方が、希少がんの小腸がんで亡くなる
小腸は内視鏡が届かないため、そこに出来るがんは検査で見つけることが困難です。
小腸がんの発症率は100万分の6
大相撲の元朝潮、先代高砂親方として知られる長岡末弘さんが、11月2日、小腸がんで亡くなりました。アマチュア、学生の両横綱を経て鳴物入りでデビューし、幕内優勝、大関昇進と活躍しましたが、親しみ易い明るいキャラクターで愛された力士でした。親方としては、横綱朝青龍、大関朝乃山らを育てています。そんな長岡さんでしたが1年程前に、小腸がんが見つかり、闘病を続けていました。大腸がんが日本人に特に多いといわれる一方で、小腸がんは発症率が100万人に6人と希少ながんです。初期においては自覚症状が少なく、また内視鏡が届かない範囲に出来るため、発見が遅れがちで、進行した状態で見つかることが多いため、予後がよくないといわれています。
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