YouTubeが有害、または無効と判断されたがんに関する動画を削除

インターネットは誰でも情報を発信出来て、手軽に情報を入手出来ますが、内容が正確かどうか、しっかり吟味する必要があります。

YouTubeには膨大ながん関連の動画が

インターネットが普及し、私たちはいながらにして様々な情報を入手することが出来るようになりました。がん治療においても同様でかつては医師や本に頼るしかなかったのが、専門家や企業だけでなく一般の方も含めた様々な人々が、情報を発信するようになりました。問題は、その中には科学的根拠などの信憑性を欠く情報が含まれ、患者の治療機会を奪ったり、酷い場合には余命を縮めたりする可能性さえあることです。一般の方を含め、手軽に動画をアップ出来ることで、多くのアクセスがある動画サイト「YouTube」でも、膨大な数のがん関連の動画が公開されていますが、中には内容の疑わしい情報や検証が不足しているような情報があることは否定出来ません。そんな中、YouTubeは8月15日、医療に関する誤報についてのポリシー強化、誤ったがん治療に関する動画の削除開始を発表し、同日から削除を開始しています。

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