2023-01-19
食道がんが消えた秋野暢子さんの現状
進行したがんは、目に見えるがんが消えても、細胞の単位で散らばっています。
声帯を温存する治療を選択
昨年7月に食道がんを公表した女優の秋野暢子さんが、ブログを通じて近況を報告しています。がんは進行していましたが、女優という仕事柄、声帯を温存するため、標準治療では最初の選択肢となる手術は行わず、抗がん剤と放射線の併用、さらには内視鏡による切除を行っています。結果、今月の検査では5個あったがんは消えたままで再発もないと綴っています。がんは細胞の単位の病気です。がんは画像診断で確認出来た段階で、がんと認識されますが、進行したがんであれば、目に見えるがんが消えたとしても、細胞の単位で散らばっています。これらを免疫でいかに抑え込んでいくかが、以後の生存率を左右します。秋野さんはブログでも体調や治療に対して前向きにコメントしており、今後の治療がよい結果となることを祈りたいと思います。
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