2022-10-31

サッカーのセバスティアン・ハラー選手、精巣がんの治療から練習再開

若い男性のがんでは比較的多いのが精巣がんです。

精巣がんを克服したスポーツ選手は多い

サッカーのコートジボワール代表であるセバスティアン・ハラー選手は、今年7月に精巣がんと診断され、抗がん剤による治療を続けていました。同月にはオランダのアヤックスから最大3450万ユーロという巨額の移籍金でドイツのドルトムントへ加入したばかりでしたが、幸いに経過は良好のようで、既に古巣のアヤックスで練習を再開しています。精巣がんは若い男性に多いがんですが、早期に適切な治療を行えば、比較的予後は良好です。一流のスポーツ選手でも治療を終えて、第一線に復帰した例は過去に幾つかあり、ハラー選手の今後の試合への復帰が待たれます。