2022-09-14
50歳未満でのがんが、1990年以降、顕著に増加
一般にがんは50歳を過ぎた頃から発症し易くなっていきます。
食事や生活の欧米化が背景に
米国ハーバード大学の研究グループによると1990年以降、50歳未満でのがんの発症が世界的に顕著に増えているそうです。これは2000年〜2012年に罹患率が上がった乳がん、大腸がん、子宮内膜がん、食道がん、肝外胆管がん、胆のうがん、頭頚部がん、腎臓がん、肝臓がん、すい臓がん、骨髄がん、前立腺がん、胃がん、甲状腺がんを対象に調査を行った結果です。がんは生活習慣病であり、飲酒、喫煙、食品添加物、睡眠や運動の不足などが重なってリスク要因となります。乳がんなどを除くと、がんは50歳頃から発症率が高くなっていきますが、それ以前での発症が増えている背景には、食事や生活習慣の欧米化が背景にあるとしています。
関連記事