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2022-06-21

オプジーボやキイトルーダだけではない抗PD-1抗体


オプジーボやキイトルーダに次ぐ免疫チェックポイント阻害剤か開発されています。

直腸がんの臨床試験で著効

ドスタルリズマブは、オプジーボやキイトルーダと同じ抗PD-1抗体です。免疫細胞の一種であるT細表面にあるPD-1という免疫チェックポイントに、がん細胞が発現するPD-L1が結合すると、T納胞はがん細胞を攻撃出来なくなります。抗PD-1抗体は、PD-L1よりも先にPD-1に結合することで、がん細胞によるこうした抑制を解除します。ドスタルソズマブは、国内ではまだ承認されていませんが、昨年、米国ではマイクロサテライト不安定性という遺伝孑の異常があれば、どんながんにでも使用出来るようになりました。米国のメモリアル・ケタリング・スローンがんセンターの臨床試験では直腸がんの患者に使用したところ、18名全ての患者で6か月以内にがんが消失し、最長2年間、再発や転移かないそうです。

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