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2021-01-26

進行性前立腺がんの経口治療薬が米国で承認


前立腺がんは男性ホルモンの影響で進行します。

年々増えている前立腺がん
前立腺がんは加齢とともに多くの男性が発症する可能性のあるがんです。我が国では年々罹患者が増えていますが、米国でも年間19万人前後が新たに前立腺がんになります。その米国でレルゴリクスが進行性前立腺がんの治療薬として承認されました。前立腺がんは男性ホルモンの影響で進行するため、その働きを抑制するホルモン治療が行われます。レルゴリクスは、男性ホルモンのうち、テストステロンの分泌を促す体形成ホルモンや卵胞刺激ホルモンの産生を阻害することで、テストステロンの産生量を減らします。これまで米国で承認されていた男性ホルモンの働きを下げるタイプの前立腺がんの治療薬は、いずれも皮下注射や体内への埋め込みで投与され、経口薬はレルゴリクスがはじめてになります。

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