toggle
2020-12-15

高濃度ビタミンC点滴

がん細胞は、正常細胞よりも代謝が活発で、糖質を積極的に吸収します。ブドウ糖と成分が似ているビタミンCが血中に大量にあると、がん細胞は間違えて取り込んでしまうのです。ビタミンCは一定の濃度を超えると、過酸化水素に分解され、これが活性酸素を発生させます。そして、がん細胞は内部から破壊されれてしまいます。この性質を利用した高濃度ビタミンC点滴は、天然の抗がん剤といわれています。ビタミンCは口から摂取しても、一定量以上は排出されてしまうので、血中の濃度を高くするには、高濃度での点滴が必要です。また、ビタミンCはそれ自体が強力な抗酸化物質であり、活性酸素を中和するので、毒性の高い抗がん剤による副作用の緩和も期待出来ます。

Share on Facebook0Tweet about this on Twitter0
関連記事