2020-10-16
血中のDNAを超高感度で調べることで、食道がんの再発を早期に検出
がんは遺伝子の病気であり、その変異を知ることは、がんを知ることに繋がります。
遺伝子の変異は有効な腫瘍マーカー
岩手県立医科大学のグループが、血中のがん特有のDNAを調べることで、食道がんの再発を早期に知ることが出来ることを明らかにしました。がん患者の遺伝子の変異は、有効な腫瘍マーカーになりますが、低コストかつ短時間で解析が可能なデジタルPCRを用いた超高感度の検査によって、その実用性を世界ではじめて発表しています。食道がん以外にも様々ながんに応用可能で、腫瘍マーカーの概念を大きく変えることまで期待されています。
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