2020-10-05
大腸がん闘病中のオリオールズのトレイ・マンシーニ選手が化学療法を終える
体力や健康には自信があるはずのメジャーリーガーでも、がんと診断されることがあります。
抗がん剤の副作用は長く残る
ずっと健常であった方でも、がんと診断されることは少なくありません。体力や健康には自身があるはずのトップクラスのアスリートでも、決して例外ではありません。米国メジャーリーグのモントリオール・オリオールズの中軸打者であるトレイ・マンシーニ選手は、昨季、35本塁打、97打点といずれもチームトップの成績を挙げる活躍を見せましたが、今年の3月にステージ3の大腸がんと診断されました。3月に手術を受け、その後、化学療法を続けてきましたが、それが無事に終了したと公表しています。今のところ、経過は良好で、来季の復帰を目指しているそうです。抗がん剤は副作用が長く残ることがあり、アスリートにとってそれを克服することは並大抵のことではありません。しかし、昨年、同じく大腸がんが進行した段階で手術を受け、その後に抗がん剤治療を行った阪神タイガースの原口文仁選手は、6月には一軍の試合に復帰して、いきなり決勝打を記録する活躍を見せています。マンシーニ選手も、復帰を励みに、がんを克服してくれることを願いたいところです。
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