2020-06-17
米国メジャーリーグのドラフト会議でがんサバイバーが指名される
先日の米国メジャーリーグのドラフト会議でニューヨーク・メッツから指名されたエリック・オーゼ投手は、精巣がんと皮膚がんから復帰しています指名。
2シーズンを休んだが、今季は3勝の活躍
米国メジャーリーグのドラフト会議が6月11日、12日の両日で行われ、160名の選手が指名されました。最後の5巡目、全体では150番目にニューヨーク・メッツが名前を読み上げたのは、ニューオーリンズ大学のエリック・オーゼ投手。精巣がんと皮膚がんを患い、複数回の手術を経て復帰したがんサバイバーです。一昨年、昨年のシーズンを休養しましたが、今季は新型コロナウイルスの感染拡大で試合開催が中止するまで、3勝を挙げて、元気な姿を見せていました。長身から投げ下ろすスプリットフィンガーファストボールが持ち味ですが、大病や複数回の手術にめげなかった心の強さも大きな武器なのでしょう。ドラフトや入団はあくまでも出発点。がんサバイバーのメジャーリーグでの活躍に期待したいところです。
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