2019-12-11
大腸がんから復帰のプロ野球選手が1安打1打点で1万円の社会貢献
トップクラスのアスリートが進行がんから早期復帰し活躍した例はそうそうありません。
ステージ3の進行がんだった
プロ野球阪神タイガースの原口文仁選手は、今年1月に大腸がんと診察され、手術や抗がん剤による治療を経て6月には一軍戦に復帰しました。早期の復帰はもちろん、復帰後初打席での適時打、オールスターゲームに選出されての2試合連続本塁打などの活躍ぶりで、多くのがん患者に勇気を与えてくれたのは、記憶に新しいところです。また、シーズン終了後にはステージ3の進行がんであったことを公表し、そこからの早期復帰であったことは、周囲を驚かせました。
今年から大腸がんの啓発に取り組む
原口選手は今年から大腸がんの啓発に取り組み、チャリティーグッズであるブレスレットの収益を小児がんの施設に寄付するなどの活動を行っていました。そして、来シーズンからは自らのバットで稼いだ1安打と1打点に対してそれぞれ1万円を寄付することを発表しています。進行がんからの復帰・活躍は大変なこと。原口選手が来シーズンも大活躍して、多くの寄付が出来ることを期待しましょう。
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