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2019-09-26

がんはどんな病気で、どうやって治療しているのか?

病気や治療について医療機関や医師任せにしている方は少なくありません。

風邪薬は風邪を治すわけではない
風邪をひいて、熱や咳などが出ると、多くの方は風邪薬を飲みます。それがどのような仕組みで作用しているのかまで理解して飲んでいる方は少ないでしょう。そして、風邪薬はあくまでも熱や咳などの症状を緩和するだけで、風邪という感染症そのものを治しているわけではないことも、意外に知られていません。風邪がきっかけで亡くなる方はいますが、身近な病気だけに軽視されているところはあるでしょう。しかし、がんという病気ではどうでしょうか。どんな仕組みで発症し、どんな治療が行われているか、医療機関や医師任せにして頓着していない患者さんが多いのではないでしょうか。

保険診療だけでは進行がんの完治は難しい
がんは1個の異常な細胞がどんどん増えていく病気です。保険診療で行われる標準治療では、がん細胞全てを排除することは出来ません。従って、全身にがん細胞が飛び散った進行がんでは、保険診療だけでは完治が難しくなります。それががんで亡くなる方がなかなか減らない背景といっても過言ではありません。がん細胞を完全に征圧出来る可能性があるのは、今のところは免疫という私たちの体に備わった仕組みだけなのです。これが正常に機能しなかった結果ががんという病気であり、進行がんからの生還を目指すなら、免疫が最大の鍵になるのです。この事実、仕組みを知ることが、適切ながん治療を選ぶ第一歩といえます。

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