2019-02-18
白血病はタイプごとに異なる病気
白血病といっても大きく分けるだけで4つのタイプがあります。
造血細胞がどんな状態でがん化して増えていくのか
池江璃花子が白血病と診断されたことが報道され、メディアでは今後の治療や復帰の可能性などが話題になっています。とはいえ、病状の詳細は公表されておらず、全てが憶測に過ぎません。白血病には様々なタイプがあります。骨髄の中で血液を作る造血細胞が、がん化してどんどん増えていく病気の総称です。がん化した造血幹細胞が分化・成熟能を失って増えていく急性なのか、造血細胞が分化・成熟能を保ったまま、後天的にがん化して増えていく慢性なのか、また骨髄系の造血細胞ががん化して増えていく骨髄性なのか、リンパ系の造血細胞ががん化して増えていくリンパ性なのか……大きく分けるだけでも、急性骨髄性白血病、急性リンパ性白血病、慢性骨髄性白血病、慢性リンパ性白血病の4タイプがあります。それぞれのタイプごとに治療は研究が進んでおり、それぞれ別の病気といっても過言ではありません。
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