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2019-01-29

抗がん剤の効きにくい卵巣明細胞がんに新たな治療法

卵巣明細胞がんは日本人の卵巣がんの約3割を占めます。

がん細胞の中で活性酸素を増やして死滅させる
国立がん研究センターと東京慈恵会医科大学のグループは、日本人の卵巣がんの約3割を占める卵巣明細胞がん、胆道がん、胃がんなどで多く見られるARID1A遺伝子が変異したタイプの患者に対する有効な治療法を発見したと発表しました。このタイプのがんは従来の抗がん剤や分子標的薬が効きにくいことが知られていましたが、臨床試験が進んでいるAPR-246によって、がん細胞の中で活性酸素を増やして死滅させられることを確認しています。

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