Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › iPS細胞からがん細胞を攻撃する免疫細胞を作ることに成功 2018-11-20 iPS細胞からがん細胞を攻撃する免疫細胞を作ることに成功 様々な細胞に分化するiPS細胞が、がん治療の分野でも活用されるかもしれません。 遺伝子改変でT細胞の攻撃力を向上 様々な細胞に分化していくiPS細胞は、再生医療において大きな期待を寄せられていますが、京都大学のグループがこのiPS細胞からがんを攻撃する免疫細胞を作ることに成功しました。このグループは、T細胞という免疫細胞をiPS細胞から作ることには成功していましたが、さらに遺伝子を改変することで、課題であったがん細胞に対する攻撃力の低下を補っています。 00 関連記事 これからのがん治療の鍵は免疫と遺伝子 2 がん幹細胞を目覚めさせて攻撃し、再発を防ぐ 微量の血液でがん細胞の有無がわかる検査を、東レが開発 標準治療なしで闘うことは現実的ではない がん細胞を兵糧攻めにする新薬 切るか切らないかはよく考えて 遺伝子治療とはどんなことをやるのか?