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2017-09-11

がん検診の手順を守っている市区町村は約45%

市区町村はがん検診を実施していますが、国が科学的な根拠に基づいて示した手順を守っている自治体は、全体の約45%に過ぎませんでした。

受診率を上げることが第一になっている
国は胃、大腸、肺、乳房、子宮頸部のがん検診に関して科学的な根拠での手順を示しています。しかし、市区町村の実施するがん検診においては、その手順が守られている市区町村は約45%でしかないことが、国立がん研究センターの調査で明らかになりました。仕様を守ることよりも、受診率を上げることに、意識が向いていたり、委託先の医療機関や医師会に任せきりになっていたりすることが、その背景にあるようですが、適切ながん検診を受けるのは、公的な制度に頼るだけではいけないのかもしれません。がん検診自体、受診率は4割程度といわれ、早期発見出来ない大きな原因となっています。2人に1人ががんになる時代、がんは他人事ではないのです。
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