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2018-08-02

小線源療法

小線源療法は、前立腺がんの放射線治療のひとつです。放射性同位元素「ヨウ素125」を密封した小さなカプセル(直径0.8㎜×長さ4.5㎜程度)を、50~100個体内に挿入し、体の内側からがん細胞を攻撃します。埋め込む位置は患部に的確に当たり、正常組織には出来るだけ影響がないように、コンピュータで計算します。放射線は徐々に減少し、1年ほどでゼロになります。治療は2時間程度、入院は4日くらいで済むので、患者の体への負担が少ないのが長所で、効果は手術や通常の放射線の照射と変わりません。そして排尿や性機能への障害が少ないというメリットもあります。

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