Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › 伊藤忠商事が、社員のがん治療を業績評価に反映 2018-07-30 伊藤忠商事が、社員のがん治療を業績評価に反映 社員のがん治療に対して様々な支援を行っている伊藤忠商事が、治療の進捗を業績評価に盛り込むことになりました。 目標達成出来た時のプラス評価のみ行う 伊藤忠商事は社員のがん対策に様々な施策を行っています。がん検診の義務化、先進医療の費用全額負担、亡くなった際の遺族への育英金の支給や関連会社への就職斡旋などです。そして、今回、がん治療中の社員に対して治療の進捗を業績目標として設定出来るようにしました。評価の基準は社員によって異なりますが、マイナスの評価はせず、達成出来た場合のプラス評価のみ行います。現役世代のがん発症はどんどん増えており、企業にとってがんは他人事ではなくなりました。こうした手厚い支援があれば、患者は仕事と治療を両立しやすくなるでしょう。 00 関連記事 キイトルーダやオプジーボも、数年後には特許切れ 胃がんで亡くなった医師が、生前の動画でがん検診の重要性を訴える 光免疫療法への期待と課題 2 慶應義塾大学病院はがんで手術した患者全てに、遺伝子検査を無料で実施 オプジーボの副作用は重篤になりやすい 肝臓がんの約9割は、B・C型肝炎が原因 余命診断はあくまでも目安に過ぎない