Home › がんと闘う › 【がん医療考現学】がんと周辺の話題を辛口に › ADCC活性 2018-07-17 ADCC活性 免疫が異物を排除する際、細菌やがん細胞など標的となる細胞の抗原に、抗体が結合し、それがNK細胞などのエフェクター細胞を呼び寄せ、異物を攻撃します。この活性をADCC活性(抗体依存性細胞障害活性)といいます。分子標的薬においてはこの抗体の役割を持つものが多く、免疫を強化するタイプのがん治療との相乗効果が期待出来ます。 00 関連記事 ブライアン・ラウドルップさんが悪性リンパ腫を克服 ゲノム医療がもたらす日本のがん治療の変化 米国で広く使われている抗がん剤が深刻な供給不足 先進国で日本だけがんで亡くなる方が増えている理由 NKT細胞を活性化させるがん治療、先進医療としては評価不能 がんになっても行動次第で死亡率は下げられる 脳腫瘍の「飲む放射線治療」が臨床試験開始