Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › がん遺伝子治療が先進医療に 2018-03-14 がん遺伝子治療が先進医療に 厚生労働省の推進するがんゲノム医療の端緒となる遺伝子検査が先進医療になりました。 先進医療であれば標準治療と併用出来る がん患者の遺伝子の変異を調べて、最適な治療を選択する遺伝子検査が、先月、先進医療となりました。がん組織と血液を採取し、114種類の遺伝子について調べます。対象は16歳以上で、標準治療が効かないか、治療が確立していない固形がんの患者。47万円の費用は自己負担となりますが、先進医療であれば標準治療と併用することが可能になります。厚生労働省は遺伝子情報を元にしたがんゲノム医療を推進しており、全国11の中核拠点病院が選定されています。また、昨年には2018年のうちにはがん遺伝子検査を保険適応とする方針を発表していました。 00 関連記事 脳腫瘍を核酸で治す方法を、名古屋市立大学が開発 ジョン・デーリーさんが膀胱がんを公表 「上場企業」「大学が治験」で治療を選んでよいのか? 大腸がんの桑野信義さん、手術から1年再発がなければ安心か? 新しいタイプのがん治療薬とは? 患者自身のNKT細胞を活性化させるがん治療が治験開始 粒子線治療が前立腺がんなどでも保険適応に