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2017-12-28

がん幹細胞

私たちの体の臓器や組織は、それぞれ元となる幹細胞から分化して作られます。幹細胞は自らと同じ細胞を複製したり、様々な細胞に分化したりすることが可能で、傷ついた組織を修復したり、成長期に組織を大きくしたりします。がんにおいてもこの幹細胞が存在し、幹細胞の性質を持つがん細胞が、がんの発生に大きく関わっているといわれています。がん幹細胞を排除しない限り、目に見えるがんを取っても、再発や転移のリスクが残るということです。1997年以来、がん幹細胞は急性骨髄性白血病など様々ながんで発見されています

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