Home › がんと闘う › 【がん治療最前線】治療を中心に、患者目線で最新情報を配信 › 国内初のPD-L1抗体「バベンチオ」が薬価収載 2017-11-21 国内初のPD-L1抗体「バベンチオ」が薬価収載 オプジーボやキイトルーダに続き、免疫チェックポイント阻害剤「バベンチオ」が薬価収載されることになりました。 様々な免疫チェックポイント阻害剤が開発中 免疫チェックポイント阻害剤「バベンチオ」が希少な細胞がん(メルケル細胞がん)の治療薬として11月22日に薬価収載されることになりました。がん細胞は免疫を妨害して生き延びますが、免疫細胞の一種であるT細胞のPD‐1(免疫チェックポイント)に、PD-L1を結合させて機能出来なくするのです。これを防ぐため、PD-1抗体として結合するのが、オプジーボやキイトルーダです。免疫チェックポイントは幾つも存在し、様々な新薬が開発されていますが、バベンチオは国内では初のPD-L1抗体になります。 00 関連記事 萩原健一さんが闘っていたがんとは? 新型コロナウイルスのワクチン接種は、がんの発症に影響するのか? 欧米では抗がん剤は使われていないという話の真偽 健康診断での腫瘍マーカー検査は無意味 大腸がんの桑野信義さん、手術から1年再発がなければ安心か? 来季の契約を更新したプロ野球界のがんサバイバーたち 欧州で承認された抗がん剤のうち、効いたのは51%