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2017-05-09

がん抗原

がん抗原は、免疫ががん細胞を攻撃する際の目印であり、がん細胞に特異的に発現する蛋白質など、幾つかのがん抗原が発見されています。正常細胞には影響を与えないように、がん細胞だけを排除することが、がん治療においては一番重要です。そのためにがん細胞と正常細胞を化学的に区別することが、がんの新薬開発において最大の課題になっていますが、全てのがん細胞にのみ存在し、正常細胞には存在しないというオールマイティながん抗原は、まだ発見されていません。

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