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2016-11-14

転地療養でがんと闘う免疫を回復1

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玉川温泉での湯治や断食道場など、がんの転地療養による奏効例は少なくありません。ストレスが多い日常生活から離れ、集中して体質改善に取り組みたいというがん患者を積極的にサポートしているウエマツ自然療養センターの植松誠二さんにお話をうかがいました。

ウエマツ自然療養センター センター長 植松誠二さん

ウエマツ自然療養センター センター長 植松誠二さん
厚生省認定柔道整復師・パシィフィックアジアカイロプラクティック協会認定 カイロプラクター・米国仙骨後頭骨療法協会認定 カイロプラクター・日独自然医学協会会員

美しい緑と空気に恵まれた八ヶ岳南麓にて、代替医療を統合した自然療養所を運営。標高700mにある療養所では有資格者の指導によりカイロプラクティック・食事療法・森林療法・ノルディックウォーキング・気功・温泉療法・カウンセリングなどを組み合わせた療養プログラムを実施。

ウエマツ自然療養センター
〒408-0002 山梨県北杜市高根町村山北割1098-3
TEL  0551-47-4585
URL http://u-chiro.com/


古くから行われてきた転地療養

普段の住み慣れた環境から離れ、空気の澄んだ海辺や高原などで、治療や休養に集中することを転地療養といいます。ストレスや空気環境の影響を受けやすい疾患の治療には有効といわれ、古くから自然環境の豊かな高原には裕福な患者のための別荘地や療養所が設けられてきました。森林浴や湯治なども転地療養の一環として行われます。平地に比べ気圧が低く、昼夜の気温の差が大きい海抜1000m前後の高原での療養は、自律神経を刺激し、免疫力の向上に役立ちます。気圧の低いところで運動することで心肺機能が高まり、昼夜の寒暖差が体の抵抗力を強くしてくれます。環境に慣れるに従って、免疫の異常が改善されていくのです。

次のページに続く

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