Home › がんを知る › 【がん用語集】治療のキーワードを詳解 › ルタテラ 2025-11-25 ルタテラ ルタテラは、ソマトスタチン受容体と親和性のあるソマトスタチン類似物質に、放射性同位元素のルテチウム177を標識した放射性医薬品です。投与後、神経内分泌腫瘍に発現し易いソマトスタチン受容体に結合し、177Luから放出されるベータ線が、がん細胞のDNAを傷害し、増殖を食い止めます。 ベータ線の放出される範囲は、周辺の正常な細胞には及ばない範囲で、がんをピンポイントで叩きます。体内から照射する放射線治療といえます。 00 関連記事 余命 造血幹細胞移植 単球 CAR-T療法 分化度 ラルス