Home › がんを知る › 【がん用語集】治療のキーワードを詳解 › アレセンサ 2025-11-05 アレセンサ アレセンサは「切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」に用いられる分子標的治療薬です。ALK融合蛋白が高度に確認される場合に適応となります。遺伝子のALKという部位に変異があると、EML4などある種の蛋白と融合し、がん細胞の増殖や正常細胞のがん化を招きます。アレセンサは、ALKについているチロシンキナーゼという酵素の働きを抑制し、リン酸化を阻害することで、細胞の増殖を促す情報伝達系の流れを遮断します。 00 関連記事 骨髄検査 大腸がん ジェムザール 監視療法 罹患率 アドリアシン