Home › がんを知る › 【がん用語集】治療のキーワードを詳解 › メソトレキセート 2025-10-30 メソトレキセート メソトレキセートは、葉酸拮抗薬に分類される抗がん剤です。メソトレキセートは、細胞が分裂する際のDNAの複製に必要な葉酸とよく似た構造をしています。葉酸は細胞内で酵素によって活性化され、DNAの複製に使用されますが、この酵素は構造の似ているメソトレキセートとも結合します。メソトレキセートは葉酸とこの酵素を奪い合うことで、葉酸が活性化されるのを阻害し、DNAの複製が阻害され、がん細胞の増殖が抑制されます。 00 関連記事 コータック TNM分類 領域再発 遊走 ラテントがん フェスゴ ロズリートレク