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2024-10-17

乳房全切除術

乳がんの手術において腫瘍が4〜5cm以上で、乳房温存手術が適応にならない場合、早期でも広範囲に広がっていそうな場合には、大胸筋と小胸筋を残して、乳房全体を切除します。これが乳房全切除術です。以前は大胸筋や小胸筋まで切除していましたが、現在は残すことが多くなり、乳房の再建も可能になっています。乳房を失うことは、精神的に大きなダメージになりますが、それによって手術を躊躇し、症状が進行することは少なくありません。乳房再建の技術が進歩していることも考慮して、手術を検討すべきでしょう。

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