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2024-05-02

進行肺がんは治療までの待機時間が予後に影響

治療が進化し細分化されると、それだけ診断に時間がかかるという難点が出てきます。

治療を待機する間に悪液質になる

肺がんは、遺伝子の変異によって分類され、それぞれに応じた治療が確立されています。反面、治療方針を決定するために、様々な検査が必要になり、手術や化学療法の開始までに1か月以上も待機せざるを得ないことが一般的です。進行した肺がんの場合、この間に進行したり、全身状態が悪化し、悪液質に陥ったりすることがあります。こうなると治療が出来ても十分な効果が得られなかったり、治療自体を断念せざるを得なかったりすることがあります。特に進行がんの多くで発症し死因にもなり易い悪液質は、治療方針を確立するより前であっても、早期の段階で対策を講じておくことが求められそうです。

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